全ての弦がビビって鳴らない時の対処方法
コードを覚えているのですが、
ビビッて音が出せない弦があります。
と言う質問があったので解説していきますね。
Question
コードを覚えている段階です。
自分なりに指を立ててコードを弾いていますが、
何かしらの弦がビビって鳴りません。
例えば、
Gコードは薬指が五弦に当たってビビッてしまいます
Amは2弦を押さえる指が1弦に当たってしまってならないです
コードを押さえるコツとかってあるのでしょうか?
指を立てるのにもコツなどはありますか?
分かる方、教えて欲しいです。
Answer
コードを完璧に抑えられる様になるには、
かなりの時間がかかります。
何か月と言う単位ではなく、
何年です。
ですので、
最初のうちは完璧を求めない方が良いでしょう。
弦が多少ビビっている位ならそれほど気にしないでも良いです。
ただ、意識として、
今は、ちゃんと押さえられていない事を分かっているだけで良いと思います。
その上で、
コードを弾く時の弦の押さえ方のコツを解説していきますね。
コードを押さえる時のコツは?
弦を指を立てて抑えるコツは、
ネックを持つ時の持ち方が一番重要なのです。
ネックをガッツリ握っていませんか?
ネックをできるだけ浅く持つ様にしてください。
ネックを手全体で握るのはNGです。
ネックを浅く握る事ができれば、
フレットに対して指を長く使用できるので、
指を立たせる事も自在にできます。
ネックを押さえるコツは、
極端な例になりますが、
「親指の腹をネックの裏側の一番膨らんだところに当てる」と言う感じです。
この時、
手首を出来るだけネックよりも前に持ってくる様に意識すると、
指も立ちやすくなります。
また、
更に弦を押さえるコツですが、
指の位置は、出来るだけフレットに近い場所を押さえると良いでしょう。
フレットに近い場所を押さえる事で、
フレットを押さえる力も抜く事ができるので、
効果的に押さえる事を覚える事ができます。
この辺りを意識して練習すれば、
コードも抑えやすくなります。
Fなどの様なバレーコードを押さえるコツは?
また、
Fなどの様なバレーコードは、
初心者のうちは、
「人差し指で抑えた弦が全て鳴る様に力いっぱい抑える」。
と言う事をやりがちです。
しかし、これは間違いで、
Fの場合、
人差し指で押さえている弦のうち、
6弦と2弦と1弦から音が出れば良いわけですから、
それほど力まなくても音が出る様になります。
6弦を押さえる時のコツ
ここまでは普通にネックを握って抑える方法を書いてきましたが、
人によっては全く違うネックの握り方をしている人もいます。
例えば、
「6弦を押さえる時は親指を使用する」です。
プロの映像を見ていると、
親指で6弦を押さえている人ってポツポツいるんです。
弦を押さえる方法の一つなので、
覚えておくと良いでしょう。
ただ、知っておいて欲しいのは、
「いかにキレイに音を鳴らせるのか?」と言う事が重要で、
弾き方や押さえ方が重要ではないのです。
初心者の方は、
正しい弦の押さえ方を知りたがる人もいますが、
実は正解はないのです。
ですので、
正しい弾き方や正しい押さえ方を考えるより、
「いかにキレイに音を鳴らすか?」と言う事に焦点を合わせて練習した方が良いですよ。
楽しくギターを覚えるならギタースクールに通うのも一つの方法です。
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コチラで探してみてください。
最後に・・・
初心者の方に、
いきなり突き落とす様な言い方をしてしまいますが、
ギターのコードを満足に押さえる事ができる様になるのに、
何年もかかります。
そして、
何年経っても、
上手くなるために探求を始める様になります。
出来ない事は出来ないと原状を受け入れて、
練習を続ける事が大切になります。
ですので、
出来ない事を諦める事はしない様にしてください。
練習すれば必ずできる様になります。
コードも一緒で、
今出来ていなくても、
数年後には必ず出来る様になっていますので、
諦めないでくださいね。
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