ギターの練習で小指が思う様に動かない

練習

ギターの練習で小指が思う様に動かない!
と言う質問があったので解説していきます。

Question

ギターを始めて1週間位なのですが、
左の小指が絶望的で、
全く、思った通りに動かないし、
弦もまともに抑えられません。
左手の小指はちゃんと動く様になりますか?
また、
動く人は、どの位で思う様に動く様になったのか?
教えてもらえますか?

Answer

ギターを引き出して1週間位ですと、
何一つ上手くいかないと思います。
絶望的と言う感覚なのかもしれませんが、
ギターを始めたばかりだと、みんなそんなもんです。
指が動かないので、
コードもまともに抑えられませんし、
単音のギターフレーズもまともに弾けません。

ですので、
その絶望的な感覚は普通の状態です。
落胆はしないでください。

「ギターを弾ける様になる」と言う言い方には色々な解釈があって、
・ただコードを抑えてダウンストロークで一曲通して弾ける様になる
・超簡単なフレーズが弾ける様になる
・ハードロックなどのバッキングのギターフレーズがなんとなく弾ける様になる
・テクニックまでは駆使できないが多少は弾ける様になる
・多少の速弾きなら弾ける様になる
・高度なテクニックでも対応できる
などなど、
「ギターを弾ける様になる」にはいろいろな解釈が可能なので、
現状の状況を見てみないと分かりません。

しかし、
インターネット上で質問をしてくる位なので、
まだ初心者レベルと言う事と、
初めて1週間くらいと言う事でお話ししていきますね。

現状で何ひとつ弾ける物はないと言う解釈で良いと思います。

そんな方の場合、
どんな形であっても、一曲通して弾くと言う事自体が本当に難しいと思います。

そこで、
提案したいのは、
①ギターの教本を購入してください。
アコースティックギター用とか、
エレキギター用などとありますので、
自分が今持っているギターと今後目指していきたいジャンルを考えて、
ギターの教本を購入し、
書いてある通りに練習し覚えていってください。

②同時進行で、
何か簡単なオーソドックスな曲をコードのストローク弾きで弾ける様にしましょう。
ゆっくりで良いので弾けるスピードで覚えていくと良いですよ。

①のギターの教本は基本の基本を学ぶ事になりますので、
みっちりやってください。
正直面白くないです。
しかし、
基礎となる部分なので、
時間をかけてゆっくり勉強してください。

そして、

②を行う事で、
曲を弾ける様になりますので、
ギターの楽しさをここで実感できると思います。
一曲弾けるまで練習したら、達成感もあって満足度が非常に高いですよ。

ギターを始めて、「ギターを弾ける様になった!」と言えるのは、
恐らく、②で一曲弾ける様になれば、
盛るだけ盛った話しとして「ギターを弾ける!」と言えるでしょう。

ギターを弾ける様になるには、
6か月とか1年単位で練習をがんばらないと、
弾ける様にはなりません。
ですので、じっくり構えて、
時間がかかるものだと思って練習してください。
せっかく始めたギターですから、
人前で弾ける様になる事を夢見て練習に励んでください。

ギターの小指を意識した練習方法は?

ギターの練習方法は、
とにかく基礎を大事にしてください。
先ほども書きましたが、
教本などを購入してしっかり読んで、
実際にギターに落とし込んでいくのが良いです。
実際にやってみて難しさが分かってきます。

そして、

基礎を勉強したら、
コピーをひたすら行ってください。
耳コピーと言って、
聞いてその場でコピーできれば良いのですが、
初めてから何年間かは間違いなくできません。
ですので、
好きなアーティストのタブ譜を買ってきて、
ギターで再現してください。

難しく弾けないフレーズもいっぱい出てきます。
自分が弾けないフレーズを飛ばして、
弾けるフレーズをいっぱいコピーしてください。
出来る事をどんどん増やしていく感じです。
やっているとどんどん出来る事が増えていきます。
出来る事を反復練習していると、
出来なかったフレーズがいつの日か弾ける様になっていたりします。
この時、
小指を意識的に使う様にしましょう。
人差し指・中指・薬指は比較的動く物なので、
小指を使わない状態で覚えるのも必要な事なのですが、
あえて小指を使ってフレーズを覚える事で、
小指の使用頻度が上がり、思うように動かせる様になります。

ここで、
私が小指を動かせる様に練習していた内容をシェアしていきますので、
参考にしてください。

ギターソロ基礎練習方法(指運び)<当サイト内>

こうやって、
出来る事を増やしていって、
どんどん上手くなる事が上達の秘訣です。

憧れのミュージシャンも、
そうやって練習して、
「出来ない!出来ない!」言いながら、
練習量をこなして、いつの日か、
出来ない事を出来る様にしてきました。
つまり、
現状、初心者で全くギターを弾けなかった事を、
プロのミュージシャンも経験しているという事なのです。

逆の言い方をすると、
あなたも、
プロも同じ様な体験をしているので、
いつかプロと並んでも遜色しない位、上手くなっていると言う事なのです。
諦めるのはまだ早いですよ!

ギターを弾くのに小指に力が入らない

時々、ギター初心者の中でも、
小指は使わない!と宣言しちゃう位使わない様にしている方も多いのですが、
その理由に、
小指の力が弱い!と思っている人も多い様です。

小指が使える様になるにはどうしたら良いのでしょう?

そもそも、小指は普段から使わない事が多い事と、
薬指と独立して動かす事が難しいのが現状です。

そんな状態なので、
小指を使わない様にして、
人差し指・中指・薬指の3本だけで弾く練習をするのも良いですが、
それだと、
小指をいつまでたっても使える様にはなりません。

小指を使えるようになると、
演奏の幅も広がるので使える様になると良いですよ。
せめて、
小指で弦を押さえて、
ビブラードをかけられると良いですね。

それには、
上記で紹介している練習方法で、
クロマティックやスケールの練習をみっちり行うと、
小指を鍛える事になりますので、
非常に効果的です。

そして、
意識的には、
ソロなどを弾く時に、
無理をしても小指を使う様にすると、
普段から練習に小指を参加させる事ができるので、
小指を鍛えられます。

指の筋トレとかと言う人もいますが、
筋トレは特に必要ありません。
指を使うコツだけなので、
フレットを押さえるコツさえ掴んでしまえば、
自由に使える様になりますので、
ひたすら訓練してください。

小指の克服は、
練習時間に比例いたしますので、
ひたすら練習するだけです。
頑張ってくださいね。

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